当記事をご覧の方は、富山県内の方でビタミンや産後ダイエット、筋力トレーニング、ダイエットでパーソナルトレーニングジムおよび相談薬局をお探しの方ではないでしょうか?
【ナイアシン解説】
水溶性ビタミン
・ニコチン酸
・ニコチン酸アミド
・トリプトファン
狭義では、ニコチン酸・ニコチン酸アミドを指すことが多い。
日本食品標準成分表2010でのナイアシンは、ニコチン酸アミドとニコチン酸の合計を表しており、体内トリプトファンから合成されるナイアシンが含まれていない。
そのため、食品中ナイアシン当量を求めるには、食品中のトリプトファン量(タンパク質量の約1%)に1/60を乗じたのをプラスしないといけない。
【ナイアシン当量(mgNE)=ナイアシン(mg)+1/60トリプトファン(mg)】
機能:アルコール脱水素酵素(アルコール代謝)、ステロイドの生合成、脂肪酸の生合成、ATP産生、抗酸化作用、DNA修復、細胞分化などに関与している。
欠乏:皮膚炎、下痢、精神症状などのペラグラ、小児であれば成長抑制
過剰:消化器症状(消化不良、下痢、便秘)、肝障害(劇症肝炎、肝機能低下)
摂取目安量:10〜15mgNE/日(成人)
妊娠中の方:+量は不要
授乳中の方:+3mg/日
ニコチンアミドは、動物性食品に含まれるが含有量が高い食品であっても10mg/100g程度である。
ニコチン酸は、植物性食品に含まれるが含有量が高い食品であっても数mg/100g程度である。
そのため、通常の食品摂取から過剰症が報告されたという例は見られていない。
【耐用上限量】
ニコチンアミド・・・5mg/kg体重/日
ニコチン酸・・・1,25mg/kg体重/日
【食品】
たらこ・・・40g 19.8mg
春がつお・・・80g 15.2mg
ビンナガマグロ・・・70g 14.5mg
メジマグロ・・・70g 13.6mg
キハダマグロ・・・70g 12.3mg
鶏胸肉かわ付き・・・100g 11.2mg
牛レバー・・・70g 9.5mg
豚ヒレ肉・・・100g 6.9mg
玄米ご飯・・・150g 4.4mg