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今回は【円背】について
加齢に伴う姿勢不良で最も多いのが【円背】である。
筋肉でいけば、、、、
肩甲骨外転
短縮・・・前鋸筋、小胸筋、大胸筋
伸長・・・菱形筋、僧帽筋
骨盤後傾
短縮・・・ハムストリングス、臀筋群
伸長・・・腸骨筋、大腿直筋
脊柱後弯
短縮・・・腹筋
伸長・・・脊柱起立筋、多裂筋
脊柱後弯変形があると、その姿勢を保持する為に背筋や下肢筋群は持続的に活動し、身体重心は後方移動し、体幹の伸展制限を生じる。
このまま姿勢異常が進行すると、脊柱の可動性低下や腹筋群の短縮などの体幹機能の低下だけではなく、歩行能力や運動耐用能、日常生活での活動性低下をきたすことになる。
円背が高度に進行すると、胸郭の変形や肺機能の低下、拘束性換気障害、慢性呼吸不全などの疾患を認めることもある。
円背を有する高齢者の特徴として、握力と呼吸筋力の低下が挙げられている。
(※握力は上肢筋力を反映するともされており、理にはかなっている。)
円背群では、腹部が胸郭に圧迫されてしまっており、横隔膜のピストン運動が不全になっている。
そして、体幹のアライメント不良により横隔膜肋骨部が下位肋骨を引き上げる運動が阻害され、吸気での下部胸郭を腹部への外方の動きが減少する。
参照)
日本職業-災害医学会会誌 JJOMT Vol 60.No 3