（富山）深部筋と浅部筋・トニック、フェ－ジック 富山でパーソナルトレーニングなら|AMI薬局×FintessPharmacyAMI | 生活習慣や食傾向についても指導します

今回は【深部筋 と 浅部筋】について

筋肉には、①深部筋②浅部筋がある

例）【体幹筋群】

腹横筋や多裂筋　→　①深部筋

腹直筋群や脊柱起立筋群　→　②浅部筋

機能の違いとしては

深部筋 → 関節の固定

浅部筋 → 関節を動かすトルク発生作用

同じ筋肉断面積の筋でも、関節の浅部を走る筋肉と深部を走る筋肉では発揮できるトルクに違いがあり、浅部を走行する筋肉の方が大きな関節トルクを発揮する。

（※これは、浅部筋の方が深部筋よりもモーメントアームが大きいからである）

簡単に言うと、

深部筋 → 姿勢維持

浅部筋 → 力の発揮

プランクを行う際に、時間が経つにつれてプルプルと震えるようになってきますよね？

この時には、力を出して姿勢維持をしようとしており、アウターマッスル（浅部筋）が使用されている。

Tonic muscle（持続性）　と　Phasic muscle（瞬発性）　はご存知ですか？

筋肉にどちらも存在しており、持続性の筋肉なのか？瞬発性の筋肉なのか？の違いです。

【Tonic Muscle】

深層に多い、疲れにくい、低閾値、姿勢維持機能、単関節

運動習慣の少ない高齢者などは、優先的にTonic Muscleから失っていくので疲れやすい身体になる。

基本的には、「動かすぞ！」と意識して使われるのではなく、身長反射などを利用して持続的に動かされる筋肉である。

例）立っている時、座っている時、姿勢維持の時

【Phasic　Muscle】

浅い層に多い、疲れやすい、高閾値、可動機能、多関節

「動かそう！」と考えて、自分で頑張って動かす筋肉

つまり、動きを起こす時には人の身体というのは先ず

【安定化】を行ってから動きに入る。

その安定化を実現するために、Tonic Muscleが先に作用して姿勢機能の維持を行わないといけない。

それが機能不全に陥る時、本来の役割以上の仕事をPhasic Muscleにさせてしまうので過負荷が生じる。

今回はここまで