ここ10年、20年でマンション価格が高騰している。
マンション価格が高騰しているのは、東京だけではない。
北海道の札幌でも新築分譲マンションの価格が青天井に
上昇している。
平均2,000万円~3,000万円で推移していたマンション価格が平均5,000万円近くまで伸びている。
数年前には、札幌市に住む不動産会社勤務の方が
マンション購入をしていくうちにマンション価格の高騰で大金持ちになりTV出演などもしていた。
2020年の東京五輪以降、マンション価格は下落するという声もあったが、コロナ禍を背景に寧ろ高騰に拍車がかかている背景には何があるのか?
考えられているのは
①日経平均株価に遅れて反映されてくるという見方
②コロナ禍を背景に供給数の減少、需要増
③建築資材の高騰
④海外マネーの日本流入
⑤マイナス金利政策
①日経平均株価に住宅市場も遅れて反映してくるというのは、いろいろな要素が絡み合っていると考えられるのでここでは触れない。
②コロナ禍以降、モデルルームの閉鎖など動きが規制されることが多く供給数が減少したと言われている。また、札幌市の例もそうであるが人口が増えたりなどで需要が増えている県は伸びている。
③円安による建築資材の高騰。
身の回りの経営者の方でも新規店舗を出店しようと見積もりを出すとこれまでの1.5倍~2倍近いコストがかかるという話を耳にする。
純粋に建築費が高騰している可能性がある。
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