皆様は【漢方】についてどうお考えでしょうか?
医師の方でも、薬剤師の方でもプラセボ(偽薬)と言う方もおられますが、本当にそうでしょうか?
偽薬であれば、別に飴でも塩でも良いわけです。
それに、何故、日本国民の税金を使用する保険医療制度に組み込まれているのか?
(※昔は、保険対象ではありませんでした。後に収載されています。)
1960年代に国民健康保険制度が出来ましたが、漢方薬が保険対象になったのは1970年代です。
この記事を見ている方で、富山県在住の方が多いのではないでしょうか。
富山県といえば【富山の薬売り】とも呼ばれる薬との馴染みが深い県ですね。
さて、漢方薬が国民健康保険の対象になったのは1970年代。
実のところ、「漢方薬はプラセボ(偽薬)だ」と医療従事者の中でも言われる所以は、ここに1つあります。
それは、国民健康保険制度の対象になってしまった事が、【漢方薬=偽薬】への認識としての原因の一つであると考えられるからです。
【国民健康保険制度=国民の税金】であり、ある程度の決まった使用ルールを守らなければ保険適応外という保険制度上のルールに逸脱した形になってしまいます。
また、1970年代には保険適応にする為の根拠として
・【漢方エキス製剤=副作用が少ない】
・【二千年にも及ぶ歴史的な有効性】
の2点が健保適応への根拠として認可されてしまった事実があります。
その為、添付文書等に記載されている通りに服用しても根拠が乏しい為、【漢方=効かない】という認識の方々が出て来てしまっているのです。
一つ例に挙げますと、【葛根湯】
この漢方薬は、「風邪の初期に」というのが有名ですね。
添付文書上の使い方は【1日2〜3回に分割して服用】となっています。
しかし、本来の(東洋医学的)使い方としては、発汗剤であり、汗をジットリとかくまで少しの時間を空けながら連服するのが正しい。
ただ単に「1日3回飲んでみた」という使用方法では、相違がある訳です。
以上のように、漢方薬(東洋薬)は保険制度の中の西洋薬と同じような使用方法の記載などになっていたりする事から、本来の誕生した使用方法と事なっていたりもする訳です。
長くなってしまうので、今回はここまでにさせて戴きます。
AMI薬局 代表 . 網永
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