こんにちは。富山県内初の零売薬局×パーソナルトレーニングジム
AMI薬局×FitnessPharmacyAMIです。
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今回は【貧血】について
貧血の原因といえば、有名どころは【鉄不足】ですよね
鉄は生命の必須微量元素ですが、過剰摂取すると・肝障害・糖尿病・心不全などの原因にもなります。
そもそも、人類が鉄を見つけたのは1747年イタリア化学者Vincenzo Mengh-iniであるとされている。
磁石に乾燥した血液がくっつく事から発見された。
その後、若い女性などに鉄を摂取させる治療が始まったのである。
【鉄の過剰症】
コレは、19世紀フランスにて発見。
ブロンズ糖尿病という名前で記されている。
コレは鉄が過剰になる事で、フェントン反応が起きて活性酸素が大量に生じ、臓器障害を引き起こす為に起きる。
ヒトの細胞内で最も鉄を消費するのはミトコンドリアである。
人は、1日あたりに平均1〜2mgの鉄が月経や細胞の剥離で消費される。
鉄は主に十二指腸で吸収されるので、一般的には食事で補う必要がある。
(※十二指腸のduodenal cytochrome B:DCYTBにより還元されて2価となりDMT1を介して細胞内に取り込まれる。)
無機鉄が吸収される為には、胃酸によって可溶化される必要があり、胃酸の分泌が低下すると鉄の吸収も低下する。
(※無機鉄の吸収効率は数%、ヘム鉄は20%とされる)
【貧血女性の割合は?】
鉄欠乏性貧血は、女性に非常に多く、(1891年〜1991年の3000人調査にて)日本人女性の50%が実は鉄欠乏状態であるとも報告されている。
・鉄欠乏性貧血・・・8.5%
・貧血症状のない鉄欠乏状態・・・41.4%
とされている。
患者さん自身が貧血を自覚していないケースは少なくなく、鉄剤使用で貧血が改善し
・疲れやすい(易疲労感)
・労作時息切れ
があったことを自覚する人もいる。
本来はもっと元気になれるはずの鉄欠乏性貧血患者様が実は数百万人規模でいるとの指摘もされている。
参考:
(特集)鉄代謝の臨床 鉄欠乏と鉄過剰 診断と治療の進歩