こんにちは。富山県内初の零売薬局×パーソナルトレーニングジム
AMI薬局×FitnessPharmacyAMIです。
当記事をご覧の方は、富山県内でダイエットや産後ダイエット、筋力トレーニングなどでパーソナルトレーニングジムをお探しの方、相談薬局や零売薬局をお探しの方では無いでしょうか?
さて。
今回の記事は【防風通聖散】について
漢方薬では、一般人の方の間では「痩せる漢方薬」というイメージを持たれているのではないでしょうか?
一般用医薬品のOTCなどでも「脂肪が燃える等」そういった類の表現がされていますよね。
ダイエットをする漢方薬といsえば、【防風通聖散】と一般の方から言われたこともあります。
さて、そんな【防風通聖散】について
・組成
防風、麻黄、薄荷、荊芥、連翹、サンシシ、オウゴン、滑石、大黄、芒硝、石膏、桔梗、甘草、白朮、生姜、当帰、川芎、芍薬
防風・麻黄・荊芥・薄荷・・・外表薬
(※身体表面にある邪を発汗させることで取り払うと表現される)
大黄・芒硝・甘草・・・中の邪熱を排出させると表現される
滑石・サンシシ・・・下の熱邪を尿より排出させると表現される
石膏・桔梗・オウゴン・連翹・サンシシ・・・邪による熱を冷ます。つまり、炎症や熱を抑える。
白朮・生姜・甘草・・・消化器、胃の障害を防ぐために配合されている
当帰・芍薬・川芎・・・上半身の血行を良くする。
川芎は、麻黄・薄荷と共に頭痛への作用もある。
つまり、これらを総合的に解釈すると【防風通聖散】は
1. 顔や皮膚などの表面症状
2. 上・中・下の裏の実熱を
発表攻裏の【複合型処方】である。
【用いられる方法】
防風通聖散は、メニエール病の方の体質改善で用いられることもあります。
また、補中益気湯の代用としても。
(※老若男女問わず、正気の虚に対し、少量【エキス剤で1〜6g/日】で使用し、少し下させる程度で用いる。)