こんにちは。富山県内初の零売薬局×パーソナルトレーニングジム
AMI薬局×FitnessPharmacyAMIです。
当記事をご覧の方は、富山県内にて産後ダイエットやダイエット、筋力トレーニングなどでパーソナルジムをお探しの方、漢方相談や零売薬局をお探しの方ではないでしょうか?
今回は【耳鳴り】と【漢方】について
先ず、耳鳴りですが、種類があります。
①自覚的耳鳴り・・・自分にだけ聴こえる
②他覚的耳鳴り・・・まれに他人も一緒に聴こえる耳鳴り
耳鳴りを訴える患者様が、年齢を重ねるにつれて増加していきます。
また、多くが難治性ともされており、原因が完全に解明されているわけでもありません。
しかし、大昔から人々を悩ませており漢方としても使われてきています。
糖尿病や高血圧、貧血症など全身的な因子が関係していることも少なくないとされており、【メニエール病】というような【耳のめまい】疾患の方などで頻度が多くみられるとも言われている。
一般的に
・脳循環改善薬
・ビタミン剤
・精神安定剤
などを組み合わせて治療が行われてきた過去があるが有効性は高くはない。
そもそも、メニエール病による二次的な耳鳴りであれば、メニエールに対処することが必要になるだろう。
メニエール病には、治療薬として血流を改善する薬が使用される。
これは、耳の疾患では耳の血流が多いや少ないなど
【血の巡りによる影響】で生じていると考えられているからである。
そのため、めまいを持つ方には漢方薬としては
・苓桂朮甘湯
・五苓散
などが使われるケースが多いです。
また、耳鳴りでも同様に使われます。
・苓桂朮甘湯
・五苓散
・釣藤散
・補中益気湯
等
【釣藤散】は、頭の血管を拡張させる作用があるとされているため昔から【脳動脈硬化症】などの頭の疾患などに使用されてきた。
以前の記事でも紹介しているが、メニエール症候群などの持つ方の体質改善に【防風通聖散】が用いられることもある。
参照:
耳鼻臨床 91:2;199~204, 1998
耳鼻臨床 74:8;1775~1780,1981