こんにちは。富山県内初の零売薬局×パーソナルトレーニングジム
AMI薬局×FitnessPharmacyAMIです。
当記事をご覧の方は、富山県内で産後ダイエットやダイエット、筋力トレーニングでパーソナルトレーニングジムをお探しの方。
ニキビでお悩みを抱えており、相談薬局・零売薬局をお探しの方ではないでしょうか?
今回は【ニキビ治療で使われる医薬品】について
ちなみに、ニキビ治療で処方される多くの医薬品が零売薬局では取り扱いができません。
(※処方箋医薬品に分類されるため)
できるものありますが。
【ニキビの出来る仕組み】
①毛穴が詰まる、そこに皮脂がたまる。
②'・・・毛穴は詰まっていない=黒ニキビ
②"・・・毛穴も塞がっている=白ニキビ
↓
③・・・毛穴の中で、ニキビ菌が増える=赤ニキビ
(※黒ニキビも白ニキビも、赤ニキビへと移行します。)
【病態の期間】
①急性期=(赤いニキビ)
多くの受診する患者さんが該当するのはこの時期である
日本のニキビ患者さんは、軽症のニキビであっても痕が生じやすいとされている。
(※そのため、早期介入が必要とされる)
耐性菌の観点から、【抗菌剤単独使用=NG】とされ、
アダパレン or 過酸化ベンゾイル含有製剤を第一選択とされる。
(※上記はいずれも皮膚刺激感が強く使用前の丁寧な説明と保湿の大切さを指導する必要性がある。)
皮膚刺激感は2週間程度を目安に認容されてくる。
例)デュアック配合ゲル
(処方箋医薬品:AMI薬局では取り扱い出来ない)
1日1回 洗顔後に患部に塗る
この薬は、保湿剤も含有している製剤で、刺激感は少し軽減されている。
それでも刺激がある場合は、保湿剤を併用したりする。
【工夫】
①ニキビの部位だけで徐々に拡大して身体を慣れさせる使い方がされることも。
②短時間の使用で洗い流すショートコンタクト療法も可能。
※ショートコンタクト療法:15分程度で洗い流す使い方
慢性的使用は、抗菌剤と併用するのであれば、3ヶ月迄とされる。
ニキビで【クリンダマイシン(抗生剤)】を処方される方がいるが、デュアック配合ゲルに配合されるクリンダマイシン(抗生剤)は抗生剤として配合されているわけではない。
どちらかというと、抗炎症作用の目的で配合されている。
更に、進行した重症急性期の際には、抗菌剤の内服(飲み薬)を外用の治療薬と同時に処方される。
②維持期
炎症期あるいは寛解後の維持期には、ニキビが新しく出来ないように予防することも大切となる。
この期間では、角質剥離作用(ピーリング)やレチノイド(ビタミンA)での角質細胞の分化を抑制する外用剤を使用される。
(※ビタミンAは過剰症のリスクから、妊娠中の方は原則使用しないべきである。)
例)べピオゲル
(処方箋医薬品 AMI薬局では取り扱い不可)
抗菌作用とともに、角質剥離作用がある。
刺激感の副作用が出るため、保湿剤などで肌をしっかり保湿する事も大切。
(※珍しいが、アレルギーが出る人がいる)
例)ディフェリンゲル(アダパレン)
(処方箋医薬品 AMI薬局では取り扱い不可)
角質剥離作用とともにレチノイドとしての角質細胞文化抑制作用がある。
悪化時には、①スキンケア②ヘアスタイルなどが悪化要因になっていないかチェックも必要とされている。