こんにちは。富山県内初の相談・零売薬局×パーソナルトレーニングジム
AMI薬局×FitnessPharmacyAMIです。
当記事をご覧の方は、富山県内で産後ダイエットやダイエット、筋力トレーニングでパーソナルトレーニングジムをお探しの方。
めまいでお困りの方、めまいで使っている薬がなくなってしまい困っている方で相談薬局・零売薬局をお探しの方ではないでしょうか?
今回は【めまい】と【治療薬】について
めまいには種類がいくつか存在しており、診断は医師でも容易ではないとされる。
また、"60歳以上"の方では"約30%の人が日常的にめまい・ふらつきを感じている"とされています。
①回転性・・・周囲がグルグル回る感じ
②浮動性・・・身体がフワフワしている感じ
【原因】
・脳の疾患・・・脳梗塞、脳出血、脳腫瘍など
・良性発作性頭位転換性めまい・・・頭を傾けると生じる
(寝返りや、立ち上がる際に生じやすい)
・前庭神経炎・・・風邪など疾患の後に発症するとされる
・メニエール病・・・原因は不明だが、繰り返し起こる回転性のめまい
・高齢者めまい・・・筋力低下、筋固有入力の低下、栄養障害など多岐にわたる。
その他、色々とありますが。
特に【めまい】に加えて【吐き気、頭痛、身体の痺れ、ろれつが回らない】などがある際には直ぐに病院を受診しましょう。
反対に、良性発作性頭位めまい症(BPPV)などの方は
リハビリを行うことで改善も期待することができる。
(※基本的に、リハビリなどでは1〜3ヶ月程度の期間が必要とされる)
【めまいの診断】
めまいの診断は、"問診"が最重要とされている。
その為、患者さん自身の"発症初期〜現在に至るまで"の経緯をなぞって把握することが必須とされる。
(※医師でも、めまいの診断が難しいとされる要因の一つである)
【めまいの治療薬】
めまい治療には、”抗ヒスタミン薬”が用いられる。
救急〜急性期めまい・・・基本的に注射剤か坐剤を使用
亜急性めまい・・・病院を受診する人に多い
①メリスロン(一般名:ベタヒスチン)
ヒスタミン類似作用により動揺刺激による吐き気を抑制し、血管を拡張させることにより内耳の循環機能を改善するとされる。
しかし、患者さん自身の自覚的な抗めまい感覚は向上するが平衡機能検査の結果は改善し難いとされている。
②セファドール(一般名:ジフェニドール)
抗ヒスタミン作用と抗コリン作用を併せ持つ。
前庭への刺激による興奮抑制と嘔吐抑制、Caチャネルの遮断により椎骨動脈の血流改善が報告されている。
コレも、有効性はあるとされているものの客観的指標では確実とは言い難いのが現状。
このように、【めまい治療薬】は確実性は保証されていないのだが、有効性はあるとされている。
コレは、"めまい"というもの自体が色々な要素があり評価がし難いという背景も指摘されている。
また近年では、【めまい=水毒(血管・血液の流れの問題)】とされ漢方薬が用いられたりもする。
例)
五苓散、苓桂朮甘湯など利水作用を持つものが合方される。
参照)
専門医通信 123-392 病態に応じためまい薬物療法
めまいの頭位治療とリハビリテーション
日内会誌 103:1869~1875,2014
高齢者のめまい・ふらつきの診断と治療