こんにちは。富山県内初の零売薬局×パーソナルトレーニングジム
AMI薬局×FitnessPharmacyAMIです。
当記事をご覧の方は、富山県内で産後ダイエットや筋力トレーニング、ダイエットでパーソナルジムをお探しの方。
アトピー等でステロイドを使われていたり、虫刺されや慢性蕁麻疹でステロイドを使われている方などではないでしょうか?
今回は【ステロイド】について
副腎皮質ステロイドとは、皆さんの身体の中でも作られているホルモンですが、1949年に"関節リウマチ"に用いられて以来
①抗炎症作用
②抗アレルギー作用
③免疫抑制
を求めて幅広く利用されるようになったという背景がある。
また、ステロイド剤にも種類があり
①内服(飲み薬)・・・処方箋医薬品に分類のためAMI薬局で対応不可
②外用(塗り薬)・・・処方箋医薬品以外の医薬品のため、AMI薬局で対応可能。
③注射・・・処方箋医薬品のため、AMI薬局で対応不可。
【ステロイド剤の副作用】
ステロイドは、アトピー性皮膚炎など多くの疾患に用いられているが、長期間に及ぶ内服(飲み薬)等では副作用もある。
※3mg前後が1日での生理的なステロイド分泌量とされている。
※外用剤(塗り薬)での副作用リスクは少ない。
(副作用が出る程、長期で大量に使うことが難しいため)
①骨粗鬆症
②高脂血症
③消化性潰瘍
④易感染性
プレドニゾロン換算で20mg/日を超える内服で約2〜3倍の頻度になると報告されている。
⑤緑内障・白内障
⑥糖尿病
⑦高血圧
⑧精神の不安定化、不眠
⑨二次性副腎不全
プレドニゾロン換算で10mg/日の内服を6ヶ月継続すると生じるとされている。
⑩満月様顔貌(ムーンフェイス)
顔に脂肪がつき、顔が丸くなる副作用だが、ステロイドを減量すると消失する。
その為、『ステロイドは副作用が大変だ。危険だ。』と嫌っている患者様もいるが、"薬は距離感が大切である"ということを頭に入れておいて貰いたい。
参照)
順天堂医学17巻 2号
日内会誌 100:2881〜2887,2011
ドクターサロン62巻6月号(5,2018)