こんにちは。富山県初の相談・零売薬局×パーソナルトレーニングジム
AMI薬局×FitnessPharmacyAMIです。
当記事をご覧の方は、富山県内にて産後ダイエットや筋力トレーニングでパーソナルトレーニングジムをお探しの方。
風邪を引いて困っているなどで相談・零売薬局をお探しの方ではないでしょうか?
今回は【去痰薬】について
去痰薬といえば、大きく2種類が用いられる。
・ムコダイン(L-カルボシステイン)・・・痰や鼻水の粘液(粘度)を減らす
・ムコソルバン(アンブロキソール)・・・気道粘膜の調整
本来、人間というのは喉や鼻など粘膜組織上において粘液を出す事により、細菌やウイルスを吸着し侵入を防いでいる。
アンブロキソールは、1965年にブロムへキシンの代謝研究過程において発見された薬剤である。
アンブロキソール塩酸塩は、不快な味を持っているため薬剤設計において口腔内での苦味を感じ難くなるように、溶けるのに60秒以上の時間を要するよう作られている。
(※そのため、アンブロキソール"徐放性口腔内崩壊錠"となっている。)
ムコダイン(L-カルボシステイン)は、痰の粘稠度を下げるだけではなく、粘液の出過ぎなどの調節も行う。
そのため、COPD(慢性閉塞性肺疾患)で生じる呼吸困難や痰の増加などを減らし、急性の悪化を防ぐ報告も指摘されている。
簡単に覚えてもらうと
・ムコダイン(L-カルボシステイン)・・・粘液へ
・ムコソルバン(アンブロキソール)・・・粘膜へ
液と膜の両者へ作用を行うために、両者が一緒に使用(併用)されることもある。
参照)
日耳鼻 122: 196-201, 2019
ファルマシア vol.52 No.10 2016
薬の比較と使い分け100