こんにちは。
今回は、偽造品が出回っていたりする程の需要がある
大塚製薬様の【エクエル(EQUELLE)】を取り扱うことになったので紹介致します。
【エクエル(EQUELLE)】とは、大豆が腸内細菌にて産生される【エクオール】を含有するサプリメントです。
イソフラボンは女性ホルモン(エストロゲン)に構造が類似(ソックリさん)しており、エストロゲン受容体に対して結合し、女性ホルモン様作用を示すことから、【植物性女性ホルモン(エストロゲン)】と呼ばれています。
この女性ホルモン様作用により、女性らしさを維持する事が可能になるとされています。
【エクオールで期待できるとされる悩みや症状:例】
①更年期障害:閉経による女性ホルモンの減少で生じる
②ホットフラッシュ:のぼせや火照り
③骨粗鬆症リスク
④肌や髪のハリと艶
⑤出産後および閉経後の脱毛
⑥食欲
⑦爪や手指関節の痛み
先ずは、女性の髪と肌について
女性は出産後に脱毛傾向が強くなるとされています。
なぜか?
妊娠中は女性ホルモンが増加して、プロゲステロンやエストロゲンが増えた影響で髪の毛が抜け難くなります。
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出産後はそのリバウンドで、女性ホルモンが大きく下降していきます。
そうすると、女性が女性らしさを維持するために必要な女性ホルモンが低下した影響で髪が一気に抜ける人が出てきます。
※閉経後の女性の髪が抜けるのも女性ホルモンが低下するからです。
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基本的には、出産後2〜3ヶ月経過した後に髪が生えてき始めて元のサイクルへと戻っていきます。
※産後6ヶ月〜1年で妊娠前の元に戻るとされています。
【更年期による脱毛について】
閉経後(40代以降)の更年期女性の84.9%が頭皮の脱毛や薄毛を自覚し始め、抑うつ傾向や引きこもり傾向の一因をもたらす事が指摘されています。
※女性にとって髪が抜けると外出したい気分ではなくなっていきますよね?(男性でもなりますが)
コレは閉経による女性ホルモンの低下により体内での男性ホルモンを抑える力が弱くなり、その結果、頭髪は抜けるのですが、顔面周囲の毛髪(特に口周り)が増加していく傾向にあります。
簡単に説明すると、体内には元々
①女性ホルモン②男性ホルモンとあります。
女性ホルモン>>>>>男性ホルモン
と女性ホルモンが沢山あるので、女性は女性らしくいられる・維持できるという事です。
例えば、血圧を下げる薬で【スピロノラクトン】という医薬品がありますが、この薬は男性ホルモンの受容体や女性ホルモンの受容体へ結合するという作用もあります。
身体というのは、生体物質と受容体が結合する事で働きが生じます。男性ホルモンの受容体に、この薬がくっついて本来の男性ホルモンがくっつけなくなるとどうなるでしょうか?
男性らしさを保つための男性ホルモンの働きが阻害された結果、【女性化乳房】という男性の胸が女性のように膨らむ副作用が生じます。
このように、性別を分ける性ホルモンの働きは重要です。
なので、閉経女性では、【女性ホルモン】が低下してしまうので【エクエル(エクオール)】を摂取する事で、女性ホルモンのソックリさんが女性ホルモン受容体に働きかけて【女子らしさ(髪の毛、男性ホルモン抑制)】を維持する必要があるという事です。
他に関しては後述へ
※参照)
・エクオールによる更年期女性の脱毛および顔面の毛髪増加の抑制作用についての研究
・女性心身医学 Vol21.No3.pp.290-294
・妊娠と美
・腸内細菌が作り出す大豆イソフラボン代謝産物の有用性と安全性