こんにちは。富山県内初の零売薬局を運営しているAMI薬局です。
今回は、【更年期とエクエル】について
前回のエクエルの記事はこちら
更年期とは、女性の閉経後に生じる女性ホルモンの急激な低下によって生じます。
女性のエストロゲン(女性ホルモン)の低下により生じるとされる症状
(※参照:更年期と加齢ヘルスケア,12(1):128-132,2013)
40歳頃→①月経不順、不正出血
40歳中頃→②のぼせ、火照り、発汗、めまい
50歳頃→③疲労感、憂鬱
④膣炎、外陰部の痒み、性交痛、尿失禁
50歳中頃→⑤脂質異常症、動脈硬化、心筋梗塞
60歳頃→⑥骨粗しょう症、認知症
更年期症状は、閉経後の女性ホルモンの大きく低下する揺らぎを発端にして生じるとされています。
よくコラーゲンのサプリメント等がありますが、コラーゲンは女性ホルモンにより体内で作られます。
女性は加齢によるエストロゲン(女性ホルモン)減少により、コラーゲンも一緒に減少していき、肌の弾力も奪われていきます→【深いシワ】に
乾燥などが原因となる浅いシワは保湿ケアにより補えますが、コラーゲンの不足で生じるシワは深いものになる。
簡単に例えると
①化粧品・・・表面から補う(表面のシワ)
②大豆イソフラボン(エクオール)・・・内側から補う(裏側のハリ)
また、エストロゲン(女性ホルモン)には、関節の動きを維持したり、腱を維持することも指摘されており、更年期以降に関節炎や関節痛を感じやすい一因ではないかとされている。
(※2017年HRTガイドラインより)
骨粗しょう症もエストロゲン(女性ホルモン)との関係が深く、女性は閉経後、女性ホルモンが減少した影響で10年間で20%以上の骨量が減少するとされています。
(※骨粗しょう症の予防と治療ガイドライン2015年版)
閉経を契機とした様々な症状がありますが、それ程にホルモンは人間の健康を維持する為に必要不可欠な役割をしてくれているということです。
このように、若い頃と40代、50代で比較して女性ホルモンの低下による影響を感じる方は、一度、大豆イソフラボン製品を試してみても良いかもしれません。
※参照)
・学術誌『Bella Prelle』 Vol.6 No.1P42-4,2021
・第38回日本美容皮膚科学会総会・学術大会 シンポジウム
・ホルモンを制するものが美容を制する
〜閉経後女性へのエクオール成分の効果と可能性〜