（富山）ED治療のお薬について 富山で相談・零売薬局ならAMI薬局へ | 薬局としての知識を用いた体内からの手助け

こんにちは。

富山県内初の相談・零売薬局であるAMI薬局です。

30歳超えると男性でもチラホラと悩みの相談が増える【ED：勃起障害】

今回はその治療薬について説明します。

（医療用のED治療薬は零売薬局で購入は不可。OTCなら購入可）

EDの種類については過去記事で触れているので今回は省きます。

【ED治療薬（医療用）】

①クエン酸シルデナフィル（通称：バイアグラ）

規格：25mg、50mg

成人が1日1回25~50mgを性行為の1時間前に服用

※65歳以上は25mg

※肝臓障害、重度腎臓障害の方は25mg

食事の影響あり＝食後は空腹時よりも効果が遅くなる。

②塩酸バルデナフィル水和物（通称：レビトラ）

規格：5mg、10mg、20mg

成人は1日1回10mgを性行為の1時間前に服用。

10mgで効果不十分で忍容性が認められれば20mgの使用可。

※65歳以上は最大10mgまで。

※肝障害、重度腎臓障害の方も最大10mgまで

食事有無の影響はないとされる。

③タダラフィル（シアリス）

規格：5mg、10mg、20mg

成人1日1回10mgを性行為の1時間前に経口投与。

効果不十分で忍容性が認められれば、20mgに増量可能。

※軽症〜中等度の肝障害では最大10mgまで

※中等度の腎障害では最大10mgまで

※重度の腎障害では最大5mgまで

食事の影響はないとされる。

なぜここまで制限があるのかというと、1990年代にNO製剤（硝酸薬）との併用により死亡症例数が多く出たことから注意喚起が米国〜日本を通して行われた為である。

その為、勝手な個人輸入はハイリスクで辞めておくべきです。

どうしても欲しい人は自由診療でクリニックを受診するかOTCでのED薬を相談の上に使用するようにしましょう。

参照：

※勃起不全治療薬

※耳展 50:5;335~337,2007

EDの方、先ずご自身の原因を把握する必要性があります。

過去にも紹介していますが

①精神的なもの（妻だけED、妊活によるタイミングED）

②糖尿病や高脂血症などの生活習慣病による血管拡張が不十分なもの

③男性ホルモンの低下によるもの

バイアグラ等の上述で紹介している薬剤は"血管を拡げる"薬になります。

その為、血管拡張が不十分な人には適しますが、【心疾患】【重度の肝臓疾患】【低血圧】の方は【使用禁忌】と言って使用不可になっています。

また、EDの原因がメンタル（精神的）や男性ホルモンの低下による場合には適さない可能性もあります。

その為、自身の実情を把握し、向き合った上で対処方法を考慮する事が大切です。

【男性ホルモンの低下】が原因の方であれば、OTC医薬品（市販薬）の【トノス】（早漏にも使用可）等で対応が可能です。

（※詳しくはトノスのページを参考に。）

血管拡張やメンタル（精神的）の方には要指導医薬品の【ストルピンM】などのヨヒンビン製剤が適していたりします。

EDの原因を把握する事により、的確に医薬品を使用する事も可能となります。

是非、お近くの薬局に紹介してみてください。

AMI薬局では、【トノス】も【ストルピンM】も取り扱いしております。

富山県内にてお困りの方は、気軽にご相談して頂いて大丈夫です。