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【AAAMIN】2024年3月号 飲酒で顔が赤くなる人はコロナウイルスに罹りにくかった? また、お酒に弱いのは寄生虫に対処する進化か?

コロナウイルスに対して体質的に強い人

飲酒と人類の歴史について

人類と飲酒の歴史は非常に古く、おそらく農耕の発展とともに始まったと考えられます。

 

考古学的証拠によれば、紀元前約9000年前の新石器時代には、穀物から作られた酒がすでに存在していた可能性があります。

 

古代文明では、酒は宗教的、社交的、医療的な用途に使われており、古代エジプト、メソポタミア、中国、ギリシャ、ローマなどの文化で酒造りが盛んに行われていました。

 

中世ヨーロッパでは、修道院が酒造りを行い、ヨーロッパ中世社会で酒は重要な経済的資源となりました。

また、中世のヨーロッパでは水が汚染されている場合が多かったため、当時は酒が安全な飲料として普及しました。

 

【アルコールの分解について】

肝臓でのアルコール代謝は主に2つの酵素によって行われます。

 

アルコール

↓⇦アルコールデヒドロゲナーゼ(ADH)

アセトアルデヒド

↓⇦アルデヒド脱水素酵素(ALDH)

酢酸(無害)

 

酵素(ADH)によって、アルコールがアセトアルデヒドに変換されます。

 

次に、アセトアルデヒドはアセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)という酵素によって、無害な酢酸に変換されます。

 

この【アセトアルデヒド】が多く残っていると顔が赤面したり、頭痛などの症状が出てきます。

 

このアセトアルデヒドを分解する速度は、個人個人によって異なります。

このALDHには遺伝子による型が存在し、その型でアルコールに対する基礎的な強さが決まってしまう。

①NN型=正常遺伝子(強い)

②ND型=少し飲める(弱い)

③DD型=ほぼ飲めない(NG)

これらは髪の毛を1本採取したり、血液検査で調べることができる。

人類がお酒に弱くなったのはウイルスや寄生虫などに適応するため?

飲酒とウイルス感染に対する仮説

飲酒とCOVID-19、寄生中に対する仮説

2020年からコロナウイルスが世界中に蔓延したことで、社会生活は大きく制限されました。

 

そんな中、とある研究結果が出てきている。

 

その研究によるとコロナウイルスによる被害が東アジアでは比較的低かったということから、東アジア人に特有の遺伝的多型であるアルデヒド脱水素酵素2 rs671は、感染からの保護をもたらすと報告され、裏づけを取るために研究が行われた。

 

その研究によると、飲酒時に顔が赤くなる(ほてり顔)の人は、ほてり顔にならない人に比べてコロナへの感染が遅めであったことが示唆されている。

 

非ほてり者の2.5%とほてり者の0.5%がCOVID-19のために入院しており、入院した割合でも飲酒時に顔が赤くなるほてり者が少なかったと報告されている。

 

アルコール摂取後に顔が赤くなる現象は、アセトアルデヒド脱水素酵素2(ALDH2)遺伝子の影響によるものであり、この遺伝子の影響を受けた人々は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対して感染しにくく、また発症も遅い傾向があるようです。

 

この研究は非常に興味深いですね。

 

参照論文:

Asian flush is a potential protective factor against COVID-19: a web-based retrospective survey in Japan

 

以前に、東洋経済オンラインの執筆者である医師の見解でも触れられていた仮説だが、今回のコロナと飲酒の研究から、より興味深いことになってきている。

 

それは人類が酒に弱くなる方向で遺伝子変異をしている【適応進化】ではないか?

 

という考え方。

 

最初のアルコール分解の解説でも触れているように、アセトアルデヒドは体調不良を引き起こし、身体にとっても毒である。

 

にも関わらず、アセトアルデヒドを分解できる方向に変化しない矛盾・不思議。

 

人類はアセトアルデヒドの分解が苦手になることで『体内にアセトアルデヒドを蓄積させ、昔はマラリアなどの寄生虫に対して活動を抑えるなどのメリットがあったのではないか?』と考えられている。

引用:

日本人の遺伝子が酒に弱く「進化」した納得の理由

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